今日の日本株式市場の動き
9月3日の東京株式市場は、前日の米国株安や長期金利上昇の影響を受け、日経平均株価が反落しました。
終値は前日比383円安の41,927円前後となり、前場では42,186.59円(123.90円安)まで下げています。
下落要因には、米国の金利上昇懸念やハイテク株売り、通商政策の不透明感、日本国内の政局不安が挙げられます。
セクター別の動き
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輸出関連株:円安進行を背景に、商社・海運・鉄鋼株には押し目買いが入り、底堅さを見せました。
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半導体関連株:ソフトバンクグループや東京エレクトロンなどが売られ、相場全体の重しになりました。米国半導体株の下落が波及しています。
個別注目銘柄
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Jオイルミルズ(2613)
2026年3月期の配当予想を1株70円と発表。配当性向40%を目安とする方針で、株主還元強化が評価されています。 -
ダイナパック(3947)
3年間で成長投資200億円、株主還元25億円を充当する中期計画を公表。今後の成長期待が注目されています。 -
オーケーエム(6229)
環境規制対応バルブで世界シェア4割を持つ企業。第1四半期は売上高+19.8%、営業利益+52.0%と好調な決算を発表しました。
外部要因と投資家心理
米国では関税政策をめぐる不透明感と長期金利上昇が嫌気され、株式市場に逆風となりました。
国内では、石破首相が参院選大敗について謝罪。政局不安が投資家心理を冷やす要因になっています。
